◇平成30年10月7日 絵画造形療法セミナー

2018年10月25日
絵画造形療法セミナー
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講師 スー・リー氏2018年10月7日

愛媛芸術療法セミナーに6年連続講師を務めてくださっているSue Lee(スーリー)先生。現在は、インターナショナルスクールでのカウンセラーなどの心理カウンセラーの仕事を中心に大学や自治体の女性向けのカウンセリングなどもされています。

今回のテーマは ❝ コミュニティー&アート ❞
未曾有の災害に見舞われた今年の日本。復興にはコミュニティーの結束力や助け合いが必要だと実感させられました。アート作成を通して、自己認識を深め、グループワークを通して他者とのつながりを感じ、慈しむ体験を持ちます。

午前の部:最初にアイスブレイクとして、100色100枚の折り紙を床に見える様に広げました。スーリー先生がファシリテイター(中立的な立場で相互理解を促進したり、会議の場面でより生産的で効果的な議論ができるような機能を果たしたりする役割の人ですが、今回はひたすら聴くことに徹して、意見を言わないと決めました。)を務める中、一人一枚好きな色の折り紙を選び、自己紹介を兼ねて何故その色が好きなのか、簡単に理由を話してもらいました。終わった後、参加者の皆さんが質問されたり、意見を言われたりすることなく、ひたすら聴いてもらえたのはとても安心感があったとおっしゃっていました。語る人を優先した聴く訓練ですが、それぞれの色にまつわる話が興味深く、ついついつっこみたくなるのを我慢するのが大変でした。

午前の部:最初にアイスブレイクとして、100色100枚の折り紙を床に見える様に広げました。スーリー先生がファシリテイター(中立的な立場で相互理解を促進したり、会議の場面でより生産的で効果的な議論ができるような機能を果たしたりする役割の人ですが、今回はひたすら聴くことに徹して、意見を言わないと決めました。)を務める中、一人一枚好きな色の折り紙を選び、自己紹介を兼ねて何故その色が好きなのか、簡単に理由を話してもらいました。終わった後、参加者の皆さんが質問されたり、意見を言われたりすることなく、ひたすら聴いてもらえたのはとても安心感があったとおっしゃっていました。語る人を優先した聴く訓練ですが、それぞれの色にまつわる話が興味深く、ついついつっこみたくなるのを我慢するのが大変でした。

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チェックインとしてのグループワーク 「アートでのコミュニケーション」
3~4名のグループ三つに分けて、先ほど選んだ好きな色の折り紙を持ち寄り、テーマを話し合って決めて、八つ切りの色画用紙の上にテーマに沿った作品を作りました。三つのグループが三者三様で、折り紙の色味を活かした作品や、逆に色にとらわれずに決めたテーマに沿った作品、1つの作品ながら、3名の個性が表れていた作品、とても面白かったです。テーマ作りの過程について、何か気になる点はありましたかとスーリー先生に訊かれた時に、皆さんは、グループ内でのペースの違いや役割分担をした方が楽にできたとか、まとめ役の人の負担が大きくリスクがある等とコミュニティーの中での動き方についてアートを通して知らず知らずのうちに考えさせられていました。

午後の部:思い出アートゲーム ‟Memory Drawing Game”
自分の思い出に残っているテーマカラーを1つあるいは2,3色決めて、再び折り紙を選び、今度は白い八つ切りの画用紙に貼って作品を作り上げました。このワークを始めるまで思い出したこともなかったのに、作業の中で急に思い出したとおっしゃる方も多かったです。子供の頃の遠い記憶をたどりながら、案外こんな風に自分のことを思っているのかと新たに自己認識を深めた方が多かったように感じました。新たな気づきと自身への向き合い方を考えさせられました。色からのワークでしたが、それぞれの心の中に眠っていた思い出やその時の匂い、周りの状態など、とても小さな失われていなかった記憶にアクセルできる「色」は一つのツールであると感嘆しました。話題にもしやすいですね。

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:安全地帯
最初に先生が「PFA」(Psychological First Aid 心理的応急処置)について説明されました。深刻な危機的出来事に見舞われた人々に対して,支援者が心理社会的支援を提供するためのガイドラインのことです。同じ人間として一体何ができるのか、『見る・聞く・つなぐ』をキーワードとして迅速にクライアントに不利益にならないように対応していきます。見ることで状況を把握し、どう寄り添えるか方法を聞き、当事者が必要だと思うところへつないでいく。簡単そうに聞こえますが、これを行うためには自分の立ち位置をはっきりと吟味する必要があり、日頃から冷静にそして客観的に判断する能力を養う必要があると思いました。
自分がパニックになったらどうやったら落ち着くことができるのか⇒自分にとっての安全地帯、或いは秘密兵器を考えてみて、実際にそれぞれ個人で 「新聞紙・ビニールテープ・ガムテープ」 などを用いて作品を作成しました。
皆さん、かなり集中して作業に取り組み、宇宙を思わせる壮大なスケールのものから、ドラえもんが出してくれそうな便利なお助けグッズのようなものまで、様々なアイデアがあふれ出て、感心するとともに笑いも絶えませんでした。

終わってみれば、あっという間の4時間のワークで、「ええっ、もう終わりなの?」と驚かれている参加者の方が多かったです。
こういう時間…◇私語無しで集中して行う。◇時間を忘れて夢中になれる。◇ストレスを感じない。
総じて、何かをして幸せな気持ちや精神状態になれるものを一人一人が持っているべきなのだと先生がおっしゃっていましたが、なかなか日々の生活に流されて思う様にはなりません。今日のセミナーでは沢山のワークショップを行いましたが、皆さんかなりの集中力を持って明日からのヒントになるであろうエッセンスを感じていたように思いました。
最後に場所を提供してくださった伊予市のミュゼ灘屋さん!由緒ある文化財をイベントホールに貸し出してくれていますが、商店街の中でポツンと何とも風情があり、参加者の皆さんにとても好評でした。ありがとうございました。

◇平成29年度クリスマスパーティ

2018年1月11日

◇平成29年度クリスマスパーティ
平成29年12月21日(木曜日)  東温市中央公民館2階大ホール

川内教室・中央教室とその他のオープン教室の参加者の皆さん132名と脳トレ大学スタッフとで、総勢160名という盛大なクリスマスパーティを開催しました。
脳トレ大学スタッフによるクリスマスソングのピアノの演奏でスタート!
軽くウォーミングアップを兼ねて、「どっちむいてホイ!」というレクリエーションをしました。
事前に各教室にてご自身で作ってもらっていた旗を持ってもらい、ステージ上にいるスタッフの
こっちむいてホイ!」
あっちむいてホイ!」の声を瞬時に聞き分けて、「こっち」は鏡のように同じ方向へ、「あっち」の時は真逆の方へ旗を動かしてもらいました。
その後は「三百六十五歩のマーチ」の歌に体操の振りをつけて、全員で大きな声で歌いながら踊りました。
なかなか圧巻でしたよ!
今回が大ホールでおこなう最後のクリスマスパーティということで、「双六」を仲良くテーブル毎に実施いたしました。何度もスタートへ戻る方やスムーズにゴールにたどり着く方、さまざまで笑い声の絶えない会となりました。
毎年恒例の生バンドの演奏も、皆さんから「良かったよ!」と喜びの声を沢山いただきました。
大盛況のうちに幕を閉じました。

平成29年11月26日 音楽療法セミナー

2017年12月5日

音楽療法セミナー
teacher

講師 古賀 幹敏氏2017年11月26日

愛媛芸術療法セミナーに長年にわたって講師を務めてくださっている古賀先生。現在は、長崎活水女子大学音楽学科音楽療法コースの准教授でいらっしゃいます。音楽療法の仕事を中心に、精力的に病院での指導や様々な講習会、講演会などもされています。

午前の部:音楽療法がいかに効果的であるか、あるエピソードをお話されました。胃ろうの患者さんがいたそうです。半身まひ状態で寝たきりで言葉を発するのも困難で孤立し、ST(言語療法士)やPT(理学療法士)が様々な働きかけを試みるも拒絶反応があるばかり・・・。音楽療法をスタートし、まずは音楽を聴いてもらい(受動的)、だんだんと自ら歌うようになり(能動的)、最終的には食事をしたいという気持ちが生まれ、リハビリの結果三か月後には食事が少しずつできるようになったということです。音楽に触れることによって、もう一度頑張ってみようと再チャレンジへの意欲のきっかけとなり、個の殻にとじこもっていたのがグループに入る気持ちになれたのも大きな要因のようです。 特に弊社の脳トレ大学などの高齢者対象の事業では、これからの超高齢化社会の中、健康寿命を延伸し、経済活動・地域活動への参加を促すことによって高齢者も「社会の支え手」とする新しい社会システムを追い求める必要があるのですが、まさに音楽療法はいわゆるフレイルの状態から健康な状態へと導く手助けとなる重要な鍵となります。

実践編1: 三拍子の曲に合わせて、 ①両手でひざを叩く→②胸の前で一拍の手拍子→③両手を前に突き出す というのを繰り返します。慣れてきたら、曲をスタートして①から始める①②③のグループ、②からの②③①のグループ、そして③からの③①②のグループに分け最終的に6人で輪になり対角線上に同じグループの人を配して曲をスタート。

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ゲームの中でクラッピングをすることは、とても脳に刺激を与えたり、他者との触れ合いを通じて安心感が持てたりして非常に効果的だそうです。今回は「雪山賛歌」や「星影のワルツ」で行いましたが、歌やテンポを変えたりしてもいいですね。

実践編2:椅子に座って背中合わせになります。 「きよしこの夜」 の曲に乗って、♪き~よし のところで一人が、腕を伸ばして上下左右のどこか一カ所を選んで、パンと手拍子をします。するともう一人が背中越しに上下左右のどこから音が聞こえてきたのかを聞き分けて、すぐに続けてその位置でパンと叩きます。その後も ♪こ~の夜 パン、パンというふうに続けます。実際にトライしてみて思いましたが、案外集中力を要します。同時に歌を歌わないといけませんからデュアルタスクですね。

午後の部:引き続き実践を交えながら、集団と個についての説明とその関連性についてお話しされました。集団になるとそのまま順応するタイプ・適応して何かおかしいと思えば意見ができるタイプ・何でも否定するけど、集団からは離れないタイプなど人が居ます。集団において必ず支配をしたがる人もいて、適応タイプを許さず、離れていく時には「大したことないから出ていくのよ!」と捨て台詞のように発言して、価値の切り下げをしていくのです。また、自分の好きな誰それが行くから行くという個人依存タイプややっていること自体が好きだから行くという作業依存というのもあるそうです。弊社の行っている脳トレ大学のような事業形態の場合、決まった時間、曜日で行うと個人依存が起きやすく来てくれやすくなるんだそうです。その他、役目や役割を与えて居場所をつくるということが大切で、例えば次回に歌う曲を一つ選んでおいてくださいといった宿題を出すと来やすくなります。

実践編3:オーシャンドラムという音の出やすい楽器を使って、曲が終わるまでにグループ間で音をさせずに回していくというゲームをしました。楽器というものは元来音を出すものですが、鳴らさないという使い方もあるんですね。かなり緊張し、集中力が必要ですが、一回鳴ったら終わりではなくて、それぞれのレベルを見極めて一曲の間に1回或いは3回まではOKなどというようにルールと臨機応変に作ることも大事です。セミナー参加者の皆さんも慎重に息を整えながら音をさせないように一生懸命まわしていました。dram
実践編4:1 と言って次の人を指さします。指名された人は2 と言って次の人を指し、3 4 5 6 7 8 9 10と続けていくのですが、このままでは簡単にできてしまうので、4は四本足のねこ、6は六本足のはち、8は八本足のたこ、そして10は十本足のいかというように数字を言葉に置き換えていきます。したがって、1→2→3→ねこ→5→はち→7→たこ→9→いかとなるわけです。頭の中がかなり混乱しますが、それが脳の活性化のつながるのです。間違えて大声で笑うのもまた脳に良い刺激となります。

駆け足でまとめてみましたが、このほかにもいくつも実践的なゲーム等を教えていただきました。早速次のセッションから使ってみたいと思います。今回、初めて参加された方がいらっしゃったのですが、セミナーの後丁寧な感想のメールをいただきました。産業カウンセラーの仕事に従事されているそうですが学ぶところが多くあり、参加して本当によかったとおっしゃっていただきました。

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平成29年6月25日 絵画造形療法セミナー

2017年7月10日
絵画造形療法セミナー

講師 SUE LEE(スー・リー)2017年6月25日
愛媛芸術療法セミナーに5年連続講師を務めてくださっているSue Lee(スーリー)先生。現在は、インターナショナルスクールでのカウンセラーなどの心理カウンセラーの仕事を中心に大学や自治体の女性向けのカウンセリングなどもされています。

今回のテーマは ❝ Be Present ❞ 意識のアートセラピー
自己の気持ちや戸惑いをアート作品として「見えるかたち」で表現しグループに伝える(Present)、他者の作品も受け入れる(be present)。アート作成を通して、自己認識を深め、グループワークを通して他者とのつながりを感じ、慈しむ体験を持ちます。

午前の部:最初にレーズンを使ったワークをしました。まず一人一人にレーズンを配り、あたかも生まれて初めて見た物として観察して記録します。・しわしわである。・つまむと柔らかい。・冷たくも熱くもない。・甘い匂いがする。など様々な意見が出ました。その後、口に入れてみて再び観察を続けて記録。そしてこの一粒のレーズンがどのような過程を経て、今私の目の前に来たのかを考えました。ドラマ仕立てに考えていた人、逆再生のように語った人、科学的に分析した人、様々な意見が出て、こんなにも一人一人の意見が分かれるものなのかと驚きました。

自己認識エクササイズ 「あなたは何者ですか?」
まず一握りの粘土を全員に配布し、それを使って自分というものを表してみました。そして、どういった特徴があるのか発表していきました。因みに私は林檎の形を作りました。・まんまる。・世界のどこでも愛されます。・ひと皮むけたいと思っています…などと書き出しました。皆さん、いろんな抽象的な形やボールのような人と同じような形はありませんでした。皆さん、集中して作品作りをしましたが、ここでお昼の休憩に入りました。

午後の部:好きな折り紙を選んで、先ほどの粘土の立体の形を平面に表し直しました。(3D →2D)それをモチーフにして「Me Flag」(自分の旗)を作成しました。色画用紙や折り紙、さまざまな道具を使って自分を表現する旗を完成させました。一人ずつ発表していきましたが、この作業をすることによって自分では考えまいとしていたことに気付いたとおっしゃった方や案外こんな風に自分のことを思っているのかと新たに自己認識を深めた方が多かったように感じました。

グループワーク:全員参加の物語作成&プレゼンテーション
3~4人が1グループになり、自分たちの映画のポスターを作成しました。先生が用意してくれていたたくさんの切り抜きから好みの物を選んで、一目見ただけで内容がわかりやすく、魅力的なタイトルを考えてポスターを完成させていきました。まず内容を話し合い、構図を決めてコラージュしていきました。中には絵コンテを描いている本格的なグループもいました。
プレゼンテーションを順番に、グループ全員で前に立っておこないました。どのグループも面白くて、笑いすぎて泣いている人もいました。限られた時間の中で他者とコミュニケーションをとり、素早く形にしていくのは思った以上に大変でしたが、その分出来上がった作品を見てみると達成感を感じずにはいられませんでした。

今回の絵画造形療法セミナーのねらいでもあった自己認識・他者とのつながり・慈しみの体験は全て体験として自分の中に取り込めた気がしました。参加してくれた皆さんの晴れ晴れとした笑顔を見て、明日からの大きなヒントになったのではないかと確信しました。Sue Lee先生、たくさんの気づきをもたらしてくださって感激しました。ありがとうございました。

平成29年度「芸術療法 愛媛セミナー」開催のご案内

2017年4月28日

平成29年6月25日(日)に、芸術療法愛媛セミナーの一環として、
「絵画造形療法講座」を開催いたします。詳細は下記よりご覧下さい。

愛媛セミナー情報について

平成28年9月11日 音楽療法セミナー

2017年3月23日
音楽療法セミナー
2016年9月11日(日)
講師:古賀 幹敏 氏

≪ 日本音楽療法学会認定音楽療法士/
活水女子大学音楽学部応用音楽科
音楽療法コース准教授/福岡 ≫
講師は、毎年最先端の音楽療法の情報を惜しげなく私たちに分け与えてくださる古賀幹敏先生です。
今年は
Ⅰ、音楽療法の共通原理…どのようなスタイルの音楽療法であっても、考慮したい共通原理
Ⅱ、音楽療法活動の実態
Ⅲ、音楽療法士の技術・経験による目標設定について
Ⅳ、選曲と配列
というテーマに沿って講義をおこなっていただきました。

特に実践的なメソッドとしては、言葉を使って記憶力
瞬発力を養うゲーム感覚でおこなう音楽療法です。

1)ひらがな一文字を書いたカードを4枚用意。
2)ホワイトボードに見えないように裏にして貼る。
3)小さなマラカスやボールなど握りやすいものを
用意し、音楽に合わせてグループ内で回していく。
4)演奏が止まった時に持っていた人がカードを一枚
引き、その言葉から始まる単語を3つ答える。
人が答えている時に、他の人も同様に考えてもらい、あの人はこんなこと言ってるなぁとか、私ならこう言うなぁ…など他者へ思考を巡らせることによって集団の活動が密になるという狙いもあるそうです。

また別のメソッドもいくつか教えていただきました。
①歌の歌詞をフレーズごとに区切ってカードに記し、
   テーブルに置き、演奏者が演奏を終えたところの
   続きから歌詞のカードを引くといったものや、
②下半身の強化を狙って言われた漢字を順番に
   足で指していくゲーム。
③ホワイトボードに右手と左手の色の違う手形を貼って、
   リーダーが歌を中断させて、「青・赤」と言うと必ず右手、
   左手の順番でプレーヤーは手形を探してタッチする…
   などの多種多様ですぐに試してみたいものばかり
   でした。早速脳トレ大学のセッションでおこなってみようと思います。
古賀幹敏先生、いつもすぐに役立つ方法や知識を伝授していただき、
本当にありがとうございます。次回も楽しみにしています。宜しくお願いします。

◇平成28年度クリスマスパーティー

2017年2月8日

◇平成28年度クリスマスパーティー
平成28年12月15日(木曜日)  東温市中央公民館2階大ホール

川内教室・中央教室とその他のオープン
教室の参加者の皆さんと脳トレ大学スタッフ
とで、毎年恒例の盛大なクリスマス
パーティーを開催しました。
オープニングは、脳トレ大学スタッフによる
ピアノと多種多様な楽器による
「♫サンタが街にやってくる」の演奏でした。
今年のパーティーは、皆さんに壁面に
飾る「リースで作るクリスマスツリー」に
挑戦してもらいました。
あらかじめドーナツ型に切った台紙に
小さく丸く切ってある折り紙をどんどん
貼っていくだけで、可愛いリースの
できあがり!
お帰りの際には、ご自身の作品を壁から
はずしてお持ち帰りいただきました。
新聞紙を丸めて作った2本のばちに
クリスマスカラ―の赤と緑で美しく
デコレーションしてもらったものを
使って、「村祭」を体操しながら歌唱。
太鼓を叩くような動きや大きく身体を
動かして肩甲骨を刺激する振り付けを
全員で大きな声を出して歌いながら
行いました。立ち上がってされる方も
多かったです!さすが脳トレ大学生!
今回も愛媛県下で大活躍中のジャズトリオ<大石玲子さん、渡部由紀さん、吉岡英雄さん>をお招きしてのライヴに皆さんウットリと大満足の様子でした。
東温市に関するクイズと木へんの漢字を25個書いてのビンゴゲームなど、盛りだくさんの内容で、景品の当たった方はおめでとうございました。
はずれた方は次回頑張ってくださいね♪

平成28年8月21日 ご本人視点の接し方と認知症予防について

2016年11月21日
ご本人視点の接し方と
認知症予防について

 

2016年8月21日(日)13:30~15:30
講師:小椋 真吾 氏

〈英国ブラッドフォード大学認定
 パーソン・センタード・ケア DCM 基礎マッパー/厚生労働省 認知症介護指導者〉

 午後の講座は、介護職を専門的に継続しながら、厚生労働省 認知症介護指導者やイギリスのブラッドフォード大学認定のパーソン・センタード・ケア DCM基礎マッパーなどの資格を取得。専門学校の非常勤講師や様々な研修会、講演会などで講師を務めている 小椋 真吾 氏に、特にご本人視点の接し方と認知症予防についての講義をお願いしました。

本日の目標を  ①コミュニケーションスキルの基本を確認する。
           ②ご本人理解のために感情理解を学ぶ。
コミュニケーションとは…手段ではなく、そこに在るもの
自分と相手が「意思」「感情」「思考」を伝達しあい
共有すること
双方向で受信・送信しあうもの
(相手の気持ちに心を寄せて、共に感じ、相手の味方を理解する「共感的理解」が大切。)
在るものととらえることによって、
       大切なもの          <・かかわりの技能 ・非言語的表現 
・深い共感 ・共鳴 ・環境の影響など>
    支援者に求められるもの  <・自己への気づき、自己理解〔自己覚知〕
・本性としての人間存在の謙虚さ
・適切なバランスと忍耐力>
これらが高齢者と支援者(介護者)双方のエンパワーメントにつながると、
説明がありました。

 午前にも傾聴の話がありましたが、更に詳しく 「聴く」 には、十分に目や心を使って、感情を含めて注意を払い、理解しようとして丁寧にきくという意味があり、その際4つの妨げになる雑音があると説明されました。
 ①物理的雑音(耳障りの音、また音以外でも温度・臭い・不適切な環境なども含まれる。)
 ②心理的雑音(疾病や聴力、言語などの障がい)
 ③心理的雑音(心理的な防御機能)
 ④社会的雑音(偏見など)

 またパーソナルスペース(個人的空間)については、例えば座り方一つとっても、距離感と位置どりは大切で、面と向かって向き合う「対面法」よりは、直角の位置に座る「直角法」の方が、安心感を与えやすく、話も引き出しやすいそうです。

 その方のサインをとらえるためには、言葉ではないノンバーバルの音のメッセージを拾うことも重要で、声のスピードや大きさ、強弱、抑揚、あるいは間や沈黙なども何らかの情報を発信していることや、表情や目線、態度や姿勢など、音以外のサインも見逃さないように注意すべきだと理解しました。

 その方の感情の理解からはじめ、その方との関係作りをするうえで、じぶんの体の足先から頭の先で五感をフル活用して、感情を聴こうということで、2人一組のペアになり、演習問題に取り組みました。

  【演習手順】161118_00
  ①相手にわからないように、
    どれか1つ感情を選んでください
  ②相手は顔を見ないでください
  ③選んだ感情で、「おはよう」と言ってください
  ④相手は、どの感情なのかを当ててください
  ⑤役割を交代

 まず、ネガティブなのかポジティブなのかききわけることが肝心。そこから全身で感情をキャッチしようと参加者のみなさんも集中して取り組んでいました。
 聴く姿勢を整えて、相手にそれを伝える。口調、口元、視線、表情、声の高低、語尾、体の向き、しぐさ、スピード、明確さ。
 ポイントは、感情をしっかりと!!

パーソン・センタード・ケア・・・英国ブラッドフォード大学心理学教授トム・キッドウッドが提唱した認知症ケアの考え方
その人を取り巻く人々や社会との関わりを持ち、1人の人として受け入れられ、尊重されていると本人が実感できるように、共に行っていくケア

定義として重要な4つの要素
 V:人々の価値を認める  I:個人の独自性を尊重する
 P:その人の視点に立つ  S:相互に支えあう社会環境の提供

 その人の言うこと、行うことすべてに、何らかのコミュニケーション・何らかのサインがある。
 その人にはいろいろな側面がある。
 先入観で関わるのではなく、その人自身が思っていることを尊重することに意義があるということを学びましたが、実際介護の現場や、友人との関係においても、こういう考え方ができるようになると、劇的に変化するのではないだろうかと痛感しました。

 

引き続き、認知症の予防についての講義です。
弊社が行っている「脳トレ大学」の参加者の皆さんからも、認知症に対して、強い危機感があるとよく話を聴きますが、今回は
  ・認知症を医学的に正しく理解する(2次予防<早期受診・治療>のため)
  ・食べ物や運動による認知症予防を学ぶ(1次予防<発症の予防>のため)
を中心に学習しました。
 

 この後も、様々な認知症予防に必要な栄養のとり方・・・例えば、記憶力維持には、卵・豆腐・味噌が良いことや、脳細胞の成分補給には青魚・牛乳・肉類・豆類が必要なことなどを話されました。
 また、副作用が少なく、多様な方法がある「アロマセラピー」も中核症状(記憶障害・見当識障害・判断力障害・言語障害・失行・失認・実行機能障害)に効果が期待できるようです。
 最近ネット上でも見聞きする「コグニサイズ」(コグニティブ(認知)+エクササイズ)についても、実践を交えながら説明してくれました。例えば、計算、野菜や動物の名前、しりとりなどをしたり、言ったりしながら、同時に足を規則正しく動かしました。
 有酸素運動+脳トレで2つの事を同時におこない、脳の活性化を図りました。
 認知症をよく知り、必要だと思ったときは受診すること。自分なりの工夫によって、食事を見直し、運動を心がけて少しでも危険因子を減らして緩和因子をふやすこと。楽しく人と交わって、いろんなものに興味を持ち、生活を活性化して予防に努めることが大事だと痛感しました。
 認知症になって、最後まで残るのは感情だそうです。ご本人ができることを、ご本人に良い感情が残るようなことを留意しながら、ご本人視点というものの意味をより深く考えなければならない時代だと皆が理解できるようになるといいですね。
 参加者の皆さんの中にはご家族のことで悩んでいる方も多かったのですが、とても具体的な内容で勉強になったと口々に話されていました。
 小椋真吾先生、ご講義いただき、ありがとうございました。自身の脳トレにも励みたいと思います!

平成28年8月21日 コミュニケーション学講座

2016年10月6日
コミュニケーション学講座
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2016年8月21日(日)10:00~12:00
講師:中田 康晴 氏〈株式会社グッドコミュニケーション代表取締役 産業カウンセラー・キャリアコンサルタント〉

 今年度、初めてご講義いただく中田氏は、松山市出身。大学を卒業後、大手上場企業に入社され要都市を転任し、販売促進、組織運営、人材育成のノウハウを身に付けられました。
 帰郷してからは、訪問介護・居宅介護支援事務所を設立され、人材育成に活かすために、さらに実践心理学を学んでいらっしゃいます。
 今回の講座では、コミュニケーションに特化した内容をお願いいたしました。

 最初に2人一組になり、AとBに分かれます。
 Aさんは 「一分間対話」 として、一分間自分の好きなことを話します。BさんはAさんの話を聴きながら、盛り上げる。
 その後交替し、Bさんが好きなことを話し、Aさんが盛り上げながら話を聴く。

 コミュニケーションにおいて大切なキーワード
 ◎言語化     ◎傾聴     ◎相互理解

 まず、言葉にしないと上手く伝わらないですし、その上で相手の話をじっくりと真剣に聴くと、相手も自分の話を理解しようとしてくれているのを感じました。

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1.その感情は……………誰のせいでもない、自分のせいである。
2.怒りの点数化…………過去最高の怒りから考えるとどのくらいか考えてみる。

3.深呼吸とストレッチ……まず息を吐き切ってから吸う。呼吸だけに集中する。人は怒りのピークに達するまでに6秒かかると言われている。この 「魔の6秒」 をやり過ごすために深呼吸が効果的。
4.今ここに意識を向ける…悩みは未来と過去にしか存在しない。過ぎてしまったことに後悔したり、不満を持ち続けたり(反省するのは良い)、まだ来てもいない未来に漠然とした不安を抱いたり、心配になったりしてしまうが、現在今ここだけに集中するのが実際問題、楽なのである。 「悩む時間」 を決めて、決めてから悩む → 考える → 悩みと向き合うことにシフトチェンジ → 紙に書きだす → 解決するための行動を起こす というように意識改革を図ろう。
5.そわかの法則…………そ 「そうじ」  気づき力が上がる。心の浄化作用につながる。一人でやるから集中力がつく。達成感を味わえる。人間関係において一番大切なこと。
わ 「わらい」  わらいでNK(ナチュラルキラー細胞)が増え、がん細胞を減らすこともできる。
か 「かんしゃ」 ありがとうを 1年間で1万回言おう! 1日30回! 15分に1回!やってみると、周りの人間関係が劇的に変わる。出来る人はストレスが溜まらない。

 

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 メタ認知…自分を第三者として、冷静に客観視する。

 自分を好きになることが大切であるということで、それぞれ参加者が自分の長所を1分間でできるだけ書き出してみました。なかなか思いつかず、皆さん3~10個くらいでしたが、自己肯定感が自信につながるので、まず10個は書けるように瞬発力もつけましょうとのことでした。

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 自己開示…秘密ばかりでは取り付く島もない。

他社のFB(フィードバック)… 率直に意見を聴く。
動画で撮ってもらい見る。

 コミュニケーションは、他者とのつきあいも大事だが、自分とのつきあい方もそれ以上に大事である。そして、成長するには、やはり他者の力が必要なのである。

 ここで、再びペアを組み、AさんとBさんが順番に、それぞれが1分間「仕事を始めたきっかけ」を話しました。意外な一面が見えたり、興味深い話も聴けて、とても盛り上がりました。その後、「ほめほめ1分間」と題してお互いの良いところ(多少ウソだとしても)を褒め合いました。人は全くウソはなかなかつけないものですから、多少関連のあることを言うものなんだそうです。

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伝え返し…オウム返しではなく、意図をくみ取って伝え返す。 「そうなんです」と言ってもらえたら上手くいっている証拠です。

 

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 昨今、よく言われるようになった「傾聴」ですが、この 「聴く」 という漢字をよく見ると 「耳+目+心」 ですね。
 一言一句、聴き逃さないという真摯な態度で、心で聴く。聴きに徹する。もし、アドバイスを求められ、AとBのどちらが良いかと尋ねられたら、「じゃあ、まずAを聴かせて。」と答えて、次に「では、Bについても聴かせて。」と、それぞれについて丁寧に聴くのが良いとのことでした。

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「すみません」 と、あなたは一日に何回言っているでしょうか。気をつけて数えてみると、少し驚きを覚えるほどの回数でした。
感謝の意味や、謝罪の際も、簡単に 「すみません」 と言ってしまいがちです。
例えば、感謝の意味での 「すみません」 、本来はもちろん 「ありがとう」 の意味ですが、なかなか言えてないのが実情です。
謝罪の際の 「すみません」 は、気持ちを伝えるには 「申し訳ありません」 に置き換える方が良いでしょう。
また、道をたずねる場合は 「あの~、すみません」 よりは、気持ちよい挨拶から始めてみるのがお勧めだそうです。

「頑張れ」 よりは、「頑張ってますね」 の方が、相手のことを認めていることがわかり、言われたほうは自己肯定感が増します。
言葉一つとっても、選び方、言い方が様々あり、相手を慮って伝えることができるようになれば、コミュニケーションスキルも、どんどん向上していくはずですね。

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平成28年度「愛媛セミナー 音楽療法講座」開催のご案内

2016年8月5日

平成28年度9月11日(日)に音楽療法講座を開催いたします。詳細は下記よりご覧下さい。

愛媛セミナー情報について