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箱庭療法

箱庭療法

 箱庭療法で用いられる道具は、箱、砂、ミニチュア玩具です。外側を黒に、内側を青に塗った箱に砂を入れ、その中に選んだミニチュア玩具を並べ、自由に作品を作ってもらいます。箱の内側が青く塗ってあるため、砂を掘って川、湖、海なども表現することができます。
 ミニチュア玩具の数に決まりはありませんが、人(兵隊、警官、老若男女など)、動物、綿(雲などが表現できる)、乗り物、戦車、橋、柵、塀、建物、石、ガラス玉、怪獣、植物等々、種類、数は多いに越したことはありません。時に数万点の玩具を用いる場合があり、それらが棚にずらりと並んだ様は圧巻です。

箱庭療法

 作品はまさに小宇宙、ファンタジーの世界で、作り手の感情、自我の状態など、内的世界が投影されます、セラピストは選んだ玩具、置いた順序、使用空間、作品のまとまり、テーマ、ストーリー、水面の形成の有無と形態、作品全体から受ける印象などに、作り手の動作、発言内容などを加味して、作品の分析を行います。
 例えば「蛇」が「再生」の象徴であるとか、箱の左側は内的世界(無意識)右側は外的世界(意識)を表すとか、川に橋が架かっているか否か等々、さまざまな観点から作品を分析します。そして複数の作品を作ってもらい、内容の変遷を見ていきます。

箱庭療法

 こうして述べていきますと何やら難しそうだと敬遠されてしまいそうですが、実際の制作場面はまさに「遊び」そのものです。皆さんも箱庭制作の楽しさを体験されてはいかがでしょう。


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